教育理念を持ち、学生たちに「自分はどう生きるか」と問い続け、スポーツを通じた人間形成を実践してきた
プロフィール
元々はサッカー選手で、大阪府立摂津高校在学時に全国高校選手権の大舞台を経験している。
78年、関西学院大学 文学部に入学し、アメリカンフットボール部に入部した。
1年時の秋からディフェンスバック、キッカーとして試合に出場し、副将を務めた4年時は守備のリーダーとして活躍。
大学卒業と同時にアメリカにコーチ留学し、サザンオレゴン大学(82~84年)とUCLA(85年)で学んだ。
帰国後、86年からアシスタントヘッドコーチ兼守備コーディネーターとしてファイターズを指導し、92年に監督就任。
以降、甲子園ボウルの優勝は12回を数え、02年にはライスボウルも制覇した。
16年には世界大学選手権日本代表チームも指揮。
19-20年シーズンを最後にファイターズ監督の座から退く。
鳥内監督が就任した1992年以来、学生日本一を決める甲子園ボウル優勝12回を数える。
その強さの根源は「教育」にあり、学生たちに「自分はどう生きるか」「どんな男になりたいねん」と問い続け、スポーツを通じた人間形成を実践してきた。
これまでの実績
関西学院大学 アメリカンフットボール部監督として甲子園ボウル優勝12回、ライスボウル優勝1回
書籍
・どんな男になんねん 関西学院大アメリカンフットボール部 鳥内流「人の育て方」(ベースボールマガジン社)