障がい者のポジティブな社会進出を後押しするパワフルねえさん!
社会福祉のルールを打ち破り、デジタル分野で障がい者による社会進出を後押し。そのためにビルゲイツに合ったり、内閣府に意見をしたりと抜群の行動力を持ち、数々の賞を受賞。
還暦過ぎてから「ナミねぇBAND」を結成しヴォーカリストとしても活動中するなど社会福祉家のイメージを覆すパワフルな女性。
プロフィール
重症心身障がいの長女(現在49歳)を授かったことから、独学で障がい児医療・福祉・教育を学ぶ。1991年、草の根のグループとしてプロップ・ステーションを発足、98年厚生大臣認可の社会福祉法人格を取得、理事長になる。
ICTを駆使してチャレンジド(障がいを持つ人の可能性に着目した、新しい米語)の自立と社会参画、とりわけ就労の促進を支援する活動を続けている。「チャレンジドを納税者にできる日本」をスローガンに、95年よりチャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)国際会議を主宰。
– 経歴
1999年10月「エイボン女性年度賞 教育賞」受賞
2001年4月 神戸市立医療センター中央病院倫理委員に就任
2009年春 米国大使館より「勇気ある日本女性賞」を授与さる
同年天皇皇后両陛下より「春の園遊会」に招かれる
2010年6月~2013年6月 NHK経営委員
2012年4月 関西大学経済学部客員教授に就任
2012年9月 経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」運営委員会委員に就任
2013年10月 産経新聞厚生文化事業団理事に就任
国土交通省「ICTを活用した歩行者移動支援の普及促進検討委員」に就任
2021年 公益社団法人NEXT VISION理事に就任
2021年10月 デジタル庁から「デジタル社会推進賞」デジタル大臣賞<金賞>を授与される
2022年3月『BSよしもと 』の放送番組審議委員に就任
– 歴任
総務省スマートインクルージョンの実現に向けた懇談会委員
文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会委員
財務省財政制度等審議会委員
内閣官房雇用戦略対話委員
社会保障国民会議委員
総務省情報通信審議会委員
内閣府中央障害者施策推進協議会委員
国土交通省歩行者移動支援プロジェクト委員
などを歴任
書籍
「プロップ・ステーションの挑戦」(1998年8月 筑摩書房)
「ラッキーウーマン~マイナスこそプラスの種」(2003年4月 飛鳥新社)