山瀬理桜Rio Yamase

山瀬理桜Rio Yamase

プロフィール

兵庫県立西宮高等学校音楽科から、桐朋学園大学演奏学科ヴァイオリン科に進学。ヴァイオリンを故江藤俊哉に、ハルダンゲルヴァイオリンを故ハールバル・クヴォーレに師事。
1992年から国内オーケストラと共演、ノルウェーの「ムンク美術館内ホール」をはじめ、日本と北欧を中心にコンサートツアーを開始。
現地ノルウェーでは「山瀬理桜が演奏を始めると、教会がスイングする」という新聞見出しまで書かれるほど、彼女が奏でるヴァイオリンとハルダンゲルヴァイオリンは、楽しく軽快に、そして時には哀愁ある音色で各国の人々を魅了している。
メディアでも、北欧では常にエンターテイメント情報のトップで取り上げられている。
グリーグメモリアルの2007年には、ハルダンゲルヴァイオリン使用日本初演となる音楽劇「ペールギュント」を、国内のオーケストラと多数共演し好評を得る。
CDはビクターエンターテイメントより「ゴールデンオーロラ」「クリスタル・ローズ・ガーデン」「フィヨルドの愛の唄」を発売。
三鷹の森「ジブリ美術館」にて期間公開中の、宮崎駿監督の短編アニメ「水グモもんもん」の音楽監督(作曲&演奏)を担当し、スタジオジブリ作品「ゲド戦記」にもハルダンゲルヴァイオリンで演奏参加した。
また、演奏活動だけでなく文化交流にも力をいれ、2009年12月には北欧文化を日本に紹介する組織「日本ハルダンゲルクラブ」の理事長に就任。西ノルウェーハルダンゲル自治区から「Good-will ambassador of Hardanger(ハルダンゲル親善大使)」に任命された。
2022年、「悪いのはお天気ではなく、着ている服だ。」を上梓。幸福度ランキング毎年上位の、北欧ノルウェーに長年通い続けている山瀬理桜が、ノルウェーを多角的に紹介した初エッセイ集。 「なぜランキング上位なのか」「ノルウェー人の考える幸せとは?」「多様性とは?」などをテーマに、『ソフィーの世界』の作家ヨースタイン・ゴルデル氏をはじめ、ノルウェーの第一線で活躍する有識者17名にインタビュー取材を敢行。 北欧の福祉・教育・平等・文化と、サステナブルなノルウェーの幸福の考え方、つかみ方を知り、これからの人生を豊かに、新しい時代をしなやかに生きるためのヒントが盛り沢山の一冊。
2023年1月31日に、ノルウェー王国、国王より、ノルウェーの民俗音楽と文化に関する知識を日本に伝える活動、ならびに両国間の文化関係を発展させるための努力と貢献に対して「ノルウェー王国功労勲章」を授与された。

実績

・宮崎駿監督短編アニメ「水グモもんもん」音楽監督
・スタジオジブリ「ゲド戦記」ハルダンゲル ヴァイオリン演奏参加
・スカンジナビア政府観光局制作「スカンジナビアPV」音楽制作
・セキスイハイム40周年記念CMテーマ曲、ソロ演奏参加
・ムンク美術館内ホール 山瀬姉妹コンサート
・ふれあいファミリーコンサート」湘南朝日新聞社主催
・日本・ノルウェー修好100周年記念コンサート
・2005年 愛・地球博「Twilight Concert」 ほか

書籍

「悪いのはお天気ではなく、着ている服だ。」(出版文化社)

講演テーマ

・「北欧に学ぶ幸福学」~平等な国、北欧ノルウェー流「幸せ」のあり方~
・子どもが変わる! 音楽を通じた幼児教育&子供教育~山瀬理桜流、音楽教育法~ など

講演実績

朝日カルチャーセンター/NHKカルチャーセンター/エリザベト音楽大学企画/東京新聞/佐賀大学 本庄キャンパス/東京工業大学/とっとり琴浦熱中小学校/倉吉農業高校/関西学院大学 ほか